リチャード・ギャリオット

打上げ日:200810

宇宙での滞在期間:12日間
 

伝説的なビデオゲームプログラマー兼デザイナーであるリチャード・ギャリオット(Richard Garriott)は、2008年秋に国際宇宙ステーションへ飛行する6人目の民間人となった。リチャードは元NASAの宇宙飛行士である父のオーウェン・ギャリオットの経歴を辿り、米国初の「二世代」宇宙飛行士となった。オーウェンはNASA宇宙飛行士隊に加わり、2つの宇宙ミッションを完了したが、リチャードは有人宇宙探査の別の新しい時代の到来を告げるのを支援した。

リチャードのミッションの主な目的は、商業参加を促進することだった。リチャードは、彼の宇宙旅行で個人、企業、組織の関与を促進することで、宇宙への理解を深めながら、民間宇宙旅行には商業的な可能性があることを証明したいと考えていた。そこでリチャードは、多様な商業プロジェクトに取り組み、企業スポンサーを引き受け、実際の宇宙ミッションとの関連を通じて企業が製品を販売するのを支援することで、宇宙旅行の商業的な可能性を証明した。