国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーション(ISS) とは、人類唯一の恒久的有人前哨基地です。ISSは、地球の約300マイル(482キロメートル)上空にある低軌道に位置し、90分毎に地球を一周します。ISS2001年以来、恒久的な人間の存在を維持しており、搭乗員数は310人になっています。一般的なプロの宇宙飛行士はISS6ヶ月滞在しますが、宇宙での生活が人間の精神と身体にどのような影響を与えるかを評価するために1年以上滞在する宇宙飛行士もいます。

これまで7人の民間人(全員がSpace Adventuresのクライアント)が自費でISSを訪問しました。

特徴
  • 90分毎に地球を一周する
  • 16カ国間の協力の結果。
  • ボーイング777と同等の住居可能な  容積。
  • 最大12人の搭乗員を収容可能。
宇宙での生活

ISSでの生活はユニークで興味深い経験です。ISSは地球の軌道にあるため、ステーション内の環境は無重力です。つまり、固定されない限り、全てのものは宙に浮きます。これにより、ISSでの日常生活は、地球上の日常生活と大きく異なります。例えば、ベッドで寝ることはできません搭乗員は通常、壁に結び付けられた寝袋で寝ます。重力がないため、挽いたコーヒー豆から水を抽出することはできません。そのため、コーヒーを淹れることはできません。また、水が下に落ちることはないため、シャワーを浴びることはできません。

以下に宇宙での生活についてヒントが得られるビデオをまとめました。

宇宙での水

人宇宙飛行士クリス・ハドフィールド(Chris Hadfield)によって撮影された映像。無重力空間での水の動きを示します。

宇宙での睡眠

カナダ人宇宙飛行士クリス・ハドフィールド(Chris Hadfield)が宇宙内での就寝方法について説明します。

宇宙での写真撮影ガイド

カナダ人宇宙飛行士クリス・ハドフィールド(Chris Hadfield)が宇宙で美しい写真を撮影する方法について説明します。

宇宙での食事の準備

食事を摂る必要があります食事の準備風景については、こちらをご覧ください。

LIFE IN SPACE

Living on the ISS is a unique and interesting experience in itself. Because the ISS is in Earth orbit, the environment on-board is weightless, meaning everything floats unless it is tied down. This makes day-to-day life very different from here on Earth. You can’t sleep in a bed… crew typically sleep in a sleeping bag tied to the wall.  You can’t brew coffee, as there is no effect of gravity to pull the water through the coffee grounds. You can’t take a shower as the water does not fall. 

Below we have collected a few videos that give a sense of what living in space is lake.

Water in space

This fascinating video shot by Canadian astronaut Chris Hadfield demonstrates the amazing effect weightlessness has on the way water behaves.

Sleeping in space

Canadian astronaut Chris Hadfield demonstrates how the crew sleep while in space.

Guide to taking photos in Space

Chris Hadfield shows you how to bring home great memories of your incredible views.

Preparing food in Space

You have to eat… so what’s it like to prepare food.

構造

国際宇宙ステーション(ISS)の建設は、ロシアのザーリャモジュールの発表と共に1998年に始まりました。ISSの建設には、31回の異なる軌道打ち上げが必要であり、そのほとんど(27)は米国のスペースシャトルによって行われました。

ISSは、16個のプライマリ与圧モジュールで構成され、米国9個、ロシア4個、日本2個、ヨーロッパ1個、合計33,000立法フィート、またはボーイング777ジェットと同等の容積です。

宇宙ステーション科学

ISSは第一に宇宙の科学研究施設です。主な利点は、重力の影響を取り除くことによって研究を実施できることです。この一見単純なアクションは、科学的調査の多くの分野に利点をもたらす可能性があります。科学的調査の主な分野は次の通りです:

  • 人体実験 宇宙探査に内在する人体の健康へのリスクを理解する。
  • 生物学微生物や単細胞生物から多細胞植物や動物の統合された機能まで、微小重力環境に対する生物の複雑な反応を調べる。
  • 物理科学無重力の状態で、対流や沈降などの重力関連プロセスの複雑化がない場合での長期的な物理的影響を調べる。
  • 技術開発 将来の探査ミッションに必要な様々な技術、システム、および材料をテストする。
  • 地球・宇宙科学低軌道のユニークな視点から、地球・宇宙科学のデータを収集する。

ISS内で日々実施されている興味深い科学研究の一部を撮影した映像をご覧ください。

キューポラ

ISSの最大の特徴の1つがキューポラです。キューポラとは、7つの窓で構成された天文台で、地球の下側から素晴らしい景色を眺めることができます。その名前は、「ドーム」を意味するイタリア語「cupola」に由来しています。キューポラは7つの窓を備えており、80センチメートル(31インチ)の丸い中央窓があります。これは、ステーションで最大の窓(および宇宙に飛行した史上最大の窓)となっています。

地球の外観

ISSの最大の特徴の1つは、地球上の位置とそれによって見える眺めです。ISS90分で地球を一周するほど速く移動しているため、窓の外を眺めて過ごす時間は魅力的な経験になります。

ISSが夜にヨーロッパ上空を飛行したときに撮影された低速度撮影映像。壮観な眺めです!

こちらは、地球を見下ろすISSから撮影された最長の低速度撮影映像です。

ISSからのライブ映像

ISSの外側に取り付けられたカメラにより、地球の下側を継続的に観察できます。