宇宙への旅
ソユーズ宇宙船

 

 ロシアのソユーズ宇宙船は、120回以上連続して飛行に成功した宇宙船ファミリーの最新モデルです。収容人数が3人であるソユーズ宇宙船は現在、民間またはプロの宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに輸送できる唯一の宇宙船です。ソユーズ宇宙船は、年に4回ソユーズロケットで打ち上げられます。

ボーイング・スターライナー宇宙船

 

ボーイング社は、新世代のアメリカ産宇宙船であるスターライナーを開発しています。開発は順調に進んでおり、20201年には有人試験飛行が予定されています。国際宇宙ステーションへの運用飛行開始時に、Space Adventuresは民間人への座席販売権を所有しています。

国際宇宙ステーションについて

国際宇宙ステーションには最大6人のプロの宇宙飛行士の常勤チームがいます。国際宇宙ステーションはボーイング777型機とほぼ同じ内部容積があるため、必要な時にプライバシーが保てる十分なスペースがあります。

国際宇宙ステーションに関する詳細は、Guide to the ISSまたは当ブログ記事7 things everyone should know about the ISSをご覧ください。

宇宙での時間

10日間を宇宙で過ごすことになりますが、その間のお客様の時間の過ごし方は自由です。下に見える素晴らしい地球に驚嘆したり、科学研究の支援をしたり、ご自身のミッションプログラムを計画したりすることが可能です。

クライアント

Dennis Tito

デニス・チトー

打上げ日:20014
 

宇宙での滞在期間:7日間

デニス・チトー(Dennis Tito)は世界初の民間宇宙旅行客。宇宙への旅はチトーの長年の夢を叶えた。70年初頭、チトーは金融業のキャリアを追い求め、NASAのジェット推進研究所での仕事を辞めたが、宇宙飛行への夢を諦めることはなかった。Space Adventuresは、チトーが国際宇宙ステーションに旅をした世界初の旅行客になることで、彼の生涯の夢を叶え、歴史を築くのを支援した。

「私にとってそれは天国にいるような気分でした。まるで生まれ変わって第二の人生を経験しているようでした。」

デニス・チトー

マーク・シャトルワース

打上げ日:20024

宇宙での滞在期間:8日間
 

マーク・シャトルワース(Mark Shuttleworth)は宇宙飛行する初のアフリカ人になることを望んでいた。インターネットの起業家であるシャトルワースは、夢を実現するためにSpace Adventuresに目を向けた。南アフリカの若者を教育し、科学研究を実施するために自身の宇宙旅行を捧げたシャトルワースは、国の英雄として宇宙から帰還した。現在、シャトルワースは自身の経験とアフリカ中の生徒の間で生まれた興奮をシェアしており、次世代の探検家にインスピレーションを与えている。

シャトルワースは10日間の宇宙飛行の間で複数の研究を実施した。1つ目の研究は、無重力が幹細胞と胚の発達に与える影響を評価した世界初の実験だった。2つ目の研究は、微小重力が心血管系と筋肉に及ぼす影響を調べることだった。3つ目の研究は、X線でウイルスの構造を正確に把握できることを期待し、HIVタンパク質を無重力状態で結晶化する試みだった。これらの研究は、ケープタウン大学、ステレンボッシュ大学、ポートエリザベス大学の世界的に認められた南アフリカの科学者とロシアの宇宙科学専門家との提携の元で管理されている。詳細:

www.africaninspace.com/scientists/index.shtml

「このような経験は人生観と世界観に変化を与えます

マーク・シャトルワース

グレゴリー・オルセン

打上げ日:200510

宇宙での滞在期間:9日間
 

Dr.オルセン(Greg Olsen)New York Timesの記事で、Space Adventuresが国際宇宙ステーションへの民間ミッションを提供する計画について読んだ。この記事では、旅行客、研究者、探検家として宇宙飛行に参加可能だと記載されており、Dr.オルセンの想像力を掻き立てた。Dr.オルセンは軌道上に滞在中、地元の生徒とアマチュア無線で連絡を取り、欧州宇宙機関の代理として研究に携わった。

「全ての宇宙飛行士が伝えるように、今何を考えているにせよ、そこまで到達したらさらに状況は良くなります。」

— Dr. グレゴリー・オルセン

アニューシャ・アンサリ

打上げ日:2006918

宇宙での滞在期間:12日間
 

世界を変えるテクノロジーへの積極的な支持者であるアニューシャ・アンサリ(Anousheh Ansari)は、幼少期から宇宙探査を夢見ていた。そこで彼女の家族はAnsari X Prizeのタイトルスポンサーシップを与えた。アメリカンドリームの実例であるアンサリであるが、10代で米国に移住した彼女は当時、英語が話せなかった。アンサリは民間宇宙飛行に対する一般の認知度を高め、若者に夢を追いかけることを促し、平和を促進し、各国の理解を深めることをミッションとして捧げた。Dr.オルセンと同様に、アンサリは軌道上に滞在中に欧州宇宙機関が用意した実験を実施した。アンサリは女性初の民間宇宙旅行客になった。

「子供のから思い描いていたこの夢を達成することで、世界中の若者に目標達成に限界など存在しないということを証明できればと思います。」

アニューシャ・アンサリ

リチャード・ギャリオット

打上げ日:200810

宇宙での滞在期間:12日間
 

伝説的なビデオゲームプログラマー兼デザイナーであるリチャード・ギャリオット(Richard Garriott)は、2008年秋に国際宇宙ステーションへ飛行する6人目の民間人となった。リチャードは元NASAの宇宙飛行士である父のオーウェン・ギャリオットの経歴を辿り、米国初の「二世代」宇宙飛行士となった。オーウェンはNASA宇宙飛行士隊に加わり、2つの宇宙ミッションを完了したが、リチャードは有人宇宙探査の別の新しい時代の到来を告げるのを支援した。

リチャードのミッションの主な目的は、商業参加を促進することだった。リチャードは、彼の宇宙旅行で個人、企業、組織の関与を促進することで、宇宙への理解を深めながら、民間宇宙旅行には商業的な可能性があることを証明したいと考えていた。そこでリチャードは、多様な商業プロジェクトに取り組み、企業スポンサーを引き受け、実際の宇宙ミッションとの関連を通じて企業が製品を販売するのを支援することで、宇宙旅行の商業的な可能性を証明した。

チャールズ・シモニー

打上げ日:200747 & 2009326

宇宙での滞在期間:25日間

 

Dr.チャールズ・シモニー(Charles Simonyi)は幼少期から宇宙旅行への夢を募らせていた。Dr.シモニーの幼少期の宇宙への関心により、彼は13歳でハンガリーのジュニア宇宙飛行士として選出される。これにより、モスクワへの旅を勝ち取り、初の宇宙飛行士の1人であるパーヴェル・ポポーヴィチに会う機会を得た。今日、Dr.シモニーはマルチエンジン航空機の訓練を受けたパイロットであり、ジェット機とヘリコプターで現在有効な免許を所持しており、飛行時間は2,000時間以上を達している。

Dr.シモニーのミッションの目標は、民間人の宇宙旅行を発展させ、宇宙ステーションの研究を支援し、世界の若者に宇宙旅行の科学へ関与させることだった。Dr.シモニーは将来人類が宇宙を旅し、快適に生活できると確信している。Dr.シモニーは自身のウェブサイト(www.charlesinspace.com)で彼の宇宙旅行について広範囲に渡り記録した。

「全ての部分に魅力があり、絶え間なく見所が目に入ってきます。たとえば宇宙ステーションに到着したとき。魔法のような瞬間になると知っていましたが、この瞬間は私の最もワイルドな夢を超える経験となりました。」

— Dr. チャールズ・シモニー

ギー・ラリベルテ

打上げ日:2009930

宇宙での滞在期間:11日間
 

ギー・ラリベルテ(Guy Laliberté)は1959年カナダのケベックシティーに生まれる。アコーディオン奏者、大道芸人、ファイアーイーターであるラリベルテは、1984年に現在世界で有名な「シルク・ドゥ・ソレイユ」を創立。ラリベルテは、シルク・ドゥ・ソレイユの特徴である文化と芸術的でアクロバティックな分野の融合を最初に行った人物である。ラリベルテは1984年以来、全てのショーの制作でクリエイティブチームを指導し、サーカスアートの偉大な芸術分野のレベルの向上に貢献した。シルク・ドゥ・ソレイユは、その活動と影響力の点と同様に、その構成の点に置いても国際的な組織となった。ラリベルテは現在、5大陸で活動中の組織を率いている。

200710月、ラリベルテは、安全な水への持続可能なアクセスを提供することで世界の貧困と戦う「ワン・ドロップ財団」を設立し、次の生涯に渡る取り組みを開始した。この新しい夢は、水への権利が世界中の個人やコミュニティの持続の鍵であるという知識と、シルク・ドゥ・ソレイユの創立以来の軸となる価値観(小さな善行でさえ、世界に違いを生むことができるという信念)から生まれたものである。

トレーニングと準備

もちろん最大の魅力は宇宙旅行の旅そのものですが、トレーニングと準備は非常にやり甲斐のある経験です。Space Adventuresは、お客様が適切にトレーニングを受け、最新の設備、シミュレーター、方法を使用できる準備ができていることを確実にします。

価格

宇宙旅行の価格は、お客様が選択する宇宙船、日程、およびミッションプロフィールに応じて異なります。詳細については当社までお問い合わせください。

フォトギャラリー